ぞうさんニュース

肺炎球菌ワクチンについて

 肺炎球菌という細菌は、乳幼児期~小児に肺炎・中耳炎、ひどくなると髄膜炎を起こし、場合によっては命にかかわることもあり、助かっても後遺症を残すことがあります。今の子供たちには生後2か月から始まる予防接種スケジュールに肺炎球菌ワクチンが組み入れられ、肺炎球菌による病気も激減しました。
一方で高齢になると子供たちから伝染した肺炎球菌による肺炎が死因の上位に上がっています。そこで2014年から65歳以上の高齢者と60~65才で心臓、腎臓、呼吸器機能障害、免疫機能低下で重度の機能障害のある方対象に肺炎球菌ワクチン接種が定期接種として行われてきました。
  しかし高齢者では接種率が低いこと(40%台と低迷)、従来のワクチンでは子供用のワクチンに比べると定着率が低いため、新しく有効性の高いワクチンが作られました。紀北町も4月から変更になります。
  肺炎球菌は表面の性状により多くの型があります。肺炎を起こしやすい型に対するワクチンが作られて、ワクチンに含まれる型の菌種による肺炎は減少してきましたが、それ以外の型による肺炎が増えてきます。一方肺炎球菌に有効であった各種抗生剤等に対し、肺炎球菌のほうも耐性菌(薬が効かない菌)は年々増加し、結果肺炎で亡くなる方が後を絶ちません。
  令和8年4月~令和9年3月中に65才になった方々を対象に、1回きりの新しいワクチン接種を受けるチャンスがあります。町からの負担金の補助もあります。
  第2の人生を健康に過ごすために、ぜひ接種される
ことをお勧めします。定期接種対象外の方も自己負担で
受けることが出来ます。当院にご相談ください。

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