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もうすぐ1年生!その前にお忘れになっているワクチンはありませんか?
3月1日から7日までワクチン週間です!母子手帳の見直しを!
コロナ禍以降、感染症の流行の様子が変わってしまいました。一つは人と人が接する機会が少なくなったことで、自然にうつるチャンスが減り免疫が作られなかったことと、予防接種をよいタイミングで受ける機会を逃したことによります。
国外からは麻疹(はしか)が流行している国のニュースが増えています。MRワクチン(はしか・ふうしん)の接種率の低下が目立つ国々です。それに伴い国内でも集団発症の報告が出てきています。
2023年の日本のMRワクチン接種率はⅠ期(1才過ぎに接種)で95.4%、Ⅱ期(5才過ぎから就学まで)で92.6%と、集団内での感染拡大を防ぐ接種率95%ラインぎりぎりでした。ところが2024年はⅠ期91.3%、Ⅱ期90.7%と一気に95%ラインを下回ってしまいました。はしかは感染力が強く同じ室内にいるだけでもうつります。免疫がないと100%かかります。風邪症状と高熱、結膜炎が2~3日続き一度解熱傾向になりますが、半日~1日のうちに再度高熱になります。その時体に発疹と、頬粘膜にはしか特有のコプリック斑を認めます。ふた山目の発熱時に中耳炎、肺炎、脳炎他を併発、重症化すると命に係わることもあります。過去には途上国で下痢などの消化器症状で命を落とす子供たちが多く報告されていました。唯一有効な手立てはワクチン接種です。
最近久しぶりに水痘(みずぼうそう)が広がっています。幼児期に2回ワクチン接種を受けている子供たちなので発熱なく、水痘疹だけで軽く経過しています。感染源は大人の帯状疱疹です。加齢とともに帯状疱疹後神経痛が残る率が上がります。国はこのような感染源対策としても帯状疱疹ワクチン接種を用意しています。 不活化ワクチンと子供用の生ワクチンがあります。それぞれに長所短所がありますが安全性はどちらも高いです、当院にご相談下さい。