一般小児科・
アレルギー性疾患

一般小児科について

  • 当院は、お子様を持つご家庭の「困ったこと」や「不安」に対応できるように、小児科全般についての診療を提供しています。発熱や咳、鼻水や腹痛、下痢や便秘、頭痛や腹痛のほか、発疹やおねしょなどさまざまな症状に対応しています。
    お子様の場合、表現力の都合もあって、親御様としては「病気かどうかわからないが調子が悪いようだ」「病院に行くほどのことだろうか」と判断を迷うことも多いと思います。しかし、ちょっとした症状でも何らかの疾患に由来することもあるので、ぜひ遠慮されることなくご相談ください。

  • お子様に多い感染症

    インフルエンザ感染症

    主な症状

    40度前後の高熱が2~4日続き、咳や鼻水が出る

    急な高熱や咳、喉の痛みや悪寒などの症状があり、特に咳は必ずと言っていいほど見られます。また、関節の痛みや頭痛、下痢や嘔吐などを伴う例もあります。
    ※合併症として、肺炎や熱性けいれん、中耳炎が起きる場合もあります。

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    ウィルスが原因の感染症

    アデノウイルス感染症

    主な症状

    39~40度の高熱が4~5日持続する

    午前中はわずかな発熱でも、昼以降に熱が上がることがあります。喉の痛みを含む風邪のような症状のほか、下痢や目ヤニ、目の充血も見られます。

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    手足口病

    主な症状

    口の中・手のひら・足裏などに水疱性発疹が出る

    3~6日程度の潜伏を経て、手のひらや口の中、足の裏などに水疱性の発疹が見られます。また、発熱を1~3日程度伴う例も少なくありません。水疱は1週間程度で消滅し、後は残らないケースがほとんどです。

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    水痘(水ぼうそう)

    主な症状

    38~40度前後の発熱がある(熱が出ない場合もある)、赤い発疹が全身に表れる

    空気感染するウィルスで、感染力が非常に強い病気です。
    赤い発疹に始まり、水疱、かさぶたと進行し、全ての発疹がかさぶたになると徐々に感染力が焼失します。
    ※この病気は潜伏期間があり、主に約2週間と言われています。

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    ヘルパンギーナ

    主な症状

    38度以上の高熱が持続する、喉の痛み・赤い腫れがある、喉に口内炎ができる

    夏に流行しやすい感染症で、喉の奥にたくさんの口内炎が出来ます。
    喉の痛みによって食欲が無くなったり、冷たい飲み物や温かい飲み物によって痛みが強くなることがあります。
    脱水症状を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

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  • 細菌が原因の感染症

    溶連菌感染症

    主な症状

    38~39度の高熱が持続する、喉の痛みがある

    高熱が特徴ですが、3歳以下では発熱しない例もあります。潜伏期間は2~5日程度と知られています。また、身体の各所に赤い湿疹が見られ、舌にもイチゴを思わせる発疹が見られます。

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    マイコプラズマ感染症

    主な症状

    37~39度の発熱が持続する、咳が長引く

    マイコプラズマは肺炎の原因の1~2割程度を占めることが知られています。咳は3週間~1ヶ月程度も続くことがあり、初期には乾いた感じで時間と共に様子は変化します。全年齢で発症しますが、5~14歳に多い疾患です。

  • 0597-47-3341

    (受付時間 7:00~17:00)

アレルギー性疾患

  • 身体を守るために備えられた免疫機能が過剰反応を起こすことで、アレルギーが起こります。アレルギー疾患にはいくつかの種類があり、お子様ご本人とご家族にとって大きな負担となる場合もあります。
    当院はさまざまなアレルギー疾患に対応していますので、まずは遠慮なくご相談ください。

  • よくあるアレルギー疾患

    気管支喘息

    気管支(空気の通り道)に生じる炎症性の疾患で、慢性化が見られます。
    お子様の場合、アレルギー的な要因から気管支喘息になる例が多く、ダニアレルギーに起因することが多いという報告もあります。ダニの死骸などアレルギーの要因となる物質が気管支に入ったことで免疫反応が始まり、炎症が起きるのです。

  • アトピー性皮膚炎

    アトピー性皮膚炎の現れ方は、皮がぽろぽろむける場合や赤みが出る場合、ジクジクと湿った状態になる場合や湿疹が出る場合などさまざまですが、多くの場合、時間が経過すると皮膚がゴワゴワと硬くなります。
    人間の皮膚の表面には皮脂膜があり、内側に向かって角層、顆粒層が存在します。アトピー性皮膚炎になると、皮膚のバリア機能が減って皮脂膜も減少し、角層の乾燥が進んで荒れていきます。そのようにしてできた角層のすき間にアレルギーの要因となる物質が入り込むと、かゆみの症状が表れるのです。

  • アレルギー性鼻炎・花粉症

    ダニや花粉など、アレルギーの要因となる物質に反応して、鼻水やくしゃみのほか鼻づまりなどの症状が起こります。アレルギー性鼻炎は季節性のものと通年性のものがありますが、両者を合わせ持っている方が増えています。
    この疾患自体が生命に関わるようなことはありませんが、睡眠不足や集中力を保ちにくいことなどから、日々の暮らしに支障が出ることがあります。

    • ダニの予防方法

      • 布団をこまめに干す
      • 掃除機がけをこまめに行う
      • フローリングは拭き掃除の後に掃除機をかける
      • 布張りのソファ・カーペット・畳は出来る限り避ける
      • ベッドにダニ除けカバーを使用する
    • スギの予防方法

      • 花粉情報をこまめにチェックする
      • 外出時にはマスク・メガネを使用する
      • 帰宅後は、玄関先で衣類や髪をよく払ってから入る
      • 帰宅後は、洗顔・うがいをする
      • 花粉の飛散が多い日は外干しを避ける
  • 食物アレルギー

    食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれるタンパク質に対して生じるアレルギー反応を指します。
    アレルギーの要因となる物質は「アレルゲン」と呼ばれており、年齢によってアレルゲンの傾向は変わります。乳幼児の食物アレルギーのアレルゲンとして代表的なものには、小麦や鶏卵、乳製品などがありますが、ある程度成長するとソバや魚卵、カニやエビなどの甲殻類や果物のほかナッツ類が対象になりがちです。

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