その他
<のどいた>
朝晩と日中の寒暖の差が大きくなるにつれ、のどいたの訴えが増えています
1. エアコンの冷風、外部からの冷風で眠っている間に口やのどの粘膜が乾燥し、痛みとなる場合。朝起きたときが一番痛くて、うがいや食事で粘膜が潤うと楽になります。物理的刺激によるものですね。アレルギー性鼻炎の鼻詰まりも夜間に多いため、起床時ののどの痛みを訴えることがあります。
2.感染症では、一番新しい遺伝子型のコロナウイルス感染では激しいのどの
痛みが特徴と言われてきました。最近は激しいというほどではありませんがやはり発熱とともに訴えられることが多いです。
3.ヘルパンギーナという夏風邪ウイルスによるのどの痛みもあります。口蓋
垂(のどちんこ)の両横に口内炎が複数できて、39度台の発熱を伴います。8月のヘルパンギーナでは乳幼児早期の方が多く、痛みが目立ちませんでした。最近年齢の高い人たちのヘルパンギーナはのどの痛みを訴えることが多いです。
4.溶連菌感染症ものどの痛みがきついです。軟口蓋(のどの天井部分で奥の
柔らかい粘膜)を中心に、粘膜の中で出血を起こしています。発熱は1~3日間で自然に下がりますので、ついそのままにしがちです。しかし溶連菌感染症の合併症として急性糸球体腎炎やリューマチ熱があり、熱が下がっていても診断と治療をお勧めします。
5.急性扁桃炎も増えてきました。原因は様々ですが、アデノウイルス、EBウ
イルス、細菌感染などがあります。のどや鼻からの迅速検査ができないものもあり、場合によっては採血して判断することもあります。今年は珍しくEBウイルス感染が3~4例見られました。いずれにしても所属集団内での流行状況も大いにヒントになります。園や学校での流行状況もお知らせいただくとありがたいです。うがい・手洗い・十分な休養・睡眠・栄養を。
細菌感染には適切な抗生剤・抗菌剤を服用していただきます。