ぞうさんニュース

2021 年 2~3 月頃から日本国内でも海外からの持ち込みだけでなく、各地 で新型コロナ遺伝子変異株が発生しています。
世界では主に英国株、南アフリ カ株、ブラジル株が流行していますが、日本ではN501Y英国株が急速に増えて従来株を凌賀しています。
しかも、今後再感染率、入院率、死亡率若年発症 者数が上昇すると考えられています。
さすがの日本政府も危機感を持ち、バ イデン大統領と直接交渉をして遅ればせながら一時しのぎとはいえ、ワクチ ン入手にとりかかりました。

4月に始まったmRNAワクチン(米国ファイザー社、モデルナ社)は現在広が っているこの変異株N501Yに有効かどうかがとても気にかかるところです。

世界で使用されているmRNAワクチン、ベクターワクチン(英国アストラゼネ カ社)のいずれにおいても有効性、安全性について現在検討されていますが、
両者とも従来株への有効性に比べると、若干見劣りはするものの実験室レ ベルでは抗体(有効免疫物質)の産生も免疫細胞の活性化も充分に確認されました。
又、臨床検証では接種率の高いイスラエル・米国で発症予防効果 70~ 80%が確認されました。
今後も新型コロナウイルスの変異が続き、国内での ワクチン開発は遅れているし、-70°C冷凍保存が必要な使い勝手が悪いとこ ろなどで大変な事業ですが、ワクチン政策を進めていけば新型コロナの制圧 は夢物語ではなくなります。

現行ワクチンは一時しのぎにすぎないかもしれませんが、日常生活の摂生 と病気を広げない科学的な考え方を身につけて自分自身を守る努力が一番 大切です。
うがい・手洗い・気合い、笑いで健康力を高めて、どこかの政治家や 役人さんのような宴会・接待は慎んで幸せのあり方について考え直す機会と 考えて、笑い飛ばしたいものです。

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