ぞうさんニュース

インフルエンザの流行シーズンがもうすぐやってきます。

予防の基本はうがいと手洗いと摂生です。

分かりやすく言いかえると、身ぎれいにして暴飲・暴食をしないで早寝・早起きを心がけ毎日を気持ちよく過ごしていればインフルエンザにかかりにくく、かかっても軽くすむということになります。

今年は 9 月中旬より三重県南部でも早々と学校・園で学年・学級閉鎖が 4件以上発生しました。
どうやら、インフルエンザ A 型が原因の様ですが、 2009 年に大流行したインフルエンザ AH1N1 パンデミックと呼ばれる 新型が毎年少しずつ遺伝子変異を繰り返し流行していることも関連があり そうです。
ちなみに昨シーズンの三重県内では AH1N1 パンデミック・ AH3・B 型の 3 種類のインフルエンザが流行しました。
今年もこれらの株 に狙いを絞ってワクチンが用意されています。

当院では厚労省の指示に従って 13 才未満の乳幼児・小中学生と 13 才 以上の受験生で、毎年 10 月下旬よりインフルエンザワクチンの 1~3 週 間隔での 2 回接種を続けています。昨年度当地区で 70~80%の接種率で 2 回ワクチンを受けた子ども達において発症率を調べました。
本来ならば 発病して欠席になるはずの子どもたちが予防接種によって 60%近くも発 病せずにすみました。
もちろん発病者でも重症者は 0 でした。

今年度は例年より早い流行が心配されるので当院での接種開始を 10 月 15 日よりの開始と致しました。
うがい・手洗い・笑いとワクチンでイ ンフルエンザの流行を今年も乗り切ってください。