ぞうさんニュース

新入学シーズンを迎えてワクワクドキドキ!

 様々な新入学を迎える中で、特に「小学1年生」は養育者にとっても不安や心配もありますが、それらを上回る期待も膨らむシーズンですね。
学校は「お勉強するところ」ですが、子供たちにとっては初めてのシステムの中で過ごすことになります。
 *先生が前にいて、複数のお友達と一緒に先生の方を向き、45分間決められた席で、指示されたことに従うこと。
 *チャイムの合図で行動の切り替えを行うこと。
 *休み時間には、先生がそばにないこと。
 *必ずしも遊びのように楽しいことばかりでないお勉強をしなければならないこと。
 *おうちでも宿題などのお勉強をすること、時間割など明日の準備をすること。
 歩いて登下校することはとっても大変ですが、特にコロナ禍での運動不足で先輩の高学年の方々の肥満割合が著増している中、ぜひ歩くことをお勧めします。学校から帰ってきても、いきなり宿題・時間割するように追い立てず、「お帰りなさい。たいへんだった?疲れたね。」とねぎらいの言葉から始めてください。じっくりと休憩の時間を取ってください。
宿題・時間割を合わせるタイミングはいつにするか?を選択肢で提案して子供たちに選んでもらってください。少しずつ自分の行動は自分で決める練習をしたいですね。
 学校での出来事をいろいろと聞きたいのが親心ですが、入浴やお休み前のリラックスしたタイミングでお願いします。子供たちが自分から話す一言を聞き逃さず返事してあげて下さい。子供たちの表情や様子が気になるようなら「どうしたの?」と言う言葉がけをして気持ちの言葉をまず聞いてあげる事。この年齢では上手にまとめて話すことは難しいです。気になるなら担任の先生のお話を伺ってください。
 養育者との関係を壊すあるあるこ言葉は「せなあかん」です。「したらあかん」は必要なことがあります。子供が納得できる理由をつけることができない「せなあかん」は、「しようか」「しようよ」
に替えて成長のつぼみを育ててあげて下さい。あせらず、あわてず、「学校へ行くのも悪くないな」と思ってもらえるよう導いてあげて下さいね。

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