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コロナのお話いろいろ
いよいよ今年もおしまいの月になりました。一気に寒くなってきています。
コロナウイルス流行はあいかわらず続いていて、嫌になりますよね。
第7波以降の流行は子供の感染者が増えています。8月いっぱいまでに全国の子供のコロナワクチン罹患による死亡は41名でした。5歳以下が多く、国も生後6ヵ月以上の子供たちへのコロナワクチン接種を勧める要因の一つになっています。41名のうち半数は基礎疾患がなかったこと、亡くなる時期の平均が発症4日目で突然なことが多いこともワクチン接種を勧める要因です。
のみ薬は新しく認められましたが、小児への適応はありません。
抗原定性検査を、自分たちで行うことができるようになりました。国が認めた検査キットであることが条件です。薬局に尋ねてください。
検体採取のコツは、
1.発熱から6時間以上経過していること。これはインフルエンザの抗原定性検査も同様です。鼻の奥の粘膜上にウイルスがたくさんあらわれるタイミングです。
2.ご自分で実施される場合、壁に頭部ごとまっすぐにもたれかかって座ってください。
3.綿棒を入れる場所は、鼻の真ん中の壁(鼻中隔)に近い方で鼻の底面に当たる隅からそっと入れます。鼻の底面に沿ってまっすぐ奥に入れますが、もし何かにぶつかった感触や痛みがきつければ無理せず、反対側の鼻の穴に換えてください。
4.専用の綿棒は先に細長い綿球がついていて、その後ろには細長い部分があり、さらに手で持つやや太くなった部分があります。綿棒を入れる長さは、乳児期後期以降であれば、細長くなった部分をほとんどすべて入れても大丈夫です。
5.奥へ着くと、トンとついた軽い痛みを感じます。そのまま10数えてから、ゆっくりそっと引き抜きます。そして説明書指定の操作をしてください。
子供さんでじっとすることが難しいのであれば、医療機関での検査をお勧めします。
冬休み・クリスマス・年末年始と感染のチャンスが多い季節です。今冬はコロナばかりでなく、インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ウイルス性胃腸風邪のほか、
食事性のトラブル(食べ過ぎ、食あたりなど)にも気を配ってください。
「マスク・手洗い・三密を避ける」を心がけてください。
健康で新しい年を迎えられますように!