ぞうさんニュース

2022年11月号アレルギーの話題

◆スギ花粉情報(日本気象協会)
R5年のスギ花粉の飛びはじめは、東紀州では2月19日とのこと。いつも症状で悩まれる方はバレンタインデーの頃には、予防投薬をはじめることをお勧めします。飛散量は平年並みで、昨年よりは少なめだそうです。
◆晩秋になると、咳喘息(せきぜんそく)が増えてきます。咳だけが2~3週間、場合によっては数か月にわたって症状が続いている状態です。喘鳴(ぜんめい、息をするとゼイゼイ、ヒューヒューと音がする)という症状や呼吸困難などの症状なく、咳だけが長期間続くことが気管支喘息との違いです。気道が狭くなった状態で、様々な刺激で過敏になって起こります。ホコリやダニ、室内外の温度差、花粉、タバコの煙、排気ガスなどが誘因となります。この時期、急に走ると咳が出る、湯気の立つ食べ物を食べようとするとむせるように咳が出る、入浴前後で咳が出るなどの温度差に誘発されるものが多いです。
マスクなどで、吸う息の急な温度変化を防ぐのも一つの方法です。抗ロイコトリエン剤内服も有効です。ご相談ください。

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