ぞうさんニュース

2020年8月号 アクティブラーニング

アクティブ ラーニング て何?

教員による一方向的な講義形式の教育ではなく、学修者の能動的な参加を取り入れた学習法の総称です。
2012 年から文科省が指導要綱に取り入れました。 最近参観会で、グループ学習を目にすることがありますよね。
グループディスカッション、ディベート(提示された主題について肯定側と否定 側に分かれて討議する)、
グループワークなどがこれに相当します。

「自分から様々なことに好奇心を持ち、調べる、考える、他者と話し合う、問題 解決の方法を選んで実行する、上手くいかなければもう一度考え直す」と、大人 並みの認知的、論理的、社会的能力を育てることで、教育・知識・経験を含めて幅 広い能力の育成を図っています。
親からすれば全く経験のない教育法で、先生にお任せするしかないのかもしれませんが、家庭でも取り組み方法はないものでしょうか?

 上記のようにアクティブラーニングでは全く一人で学習することは向いていません。
むしろ他者とのやり取りが必要になります。そのために、お喋りではなくお話しすること、会話のルールを身に着けること、相手にわかるような話し方をする習慣などを幼児期から身に付けることが大切ですね。
  • 複数の人との会話の時間を待つ。夕食の時間は家族で会話をするとても良いチャンスです。
    ほかに入浴中や就寝前にも。絵本の読み聞かせをした後、その内 容について子供の意見を聞いてみるのもいいかもしれません。
  • 会話のルールを大人がモデルとなって示してあげる。
    ・話をしている人がいるときは、相手を見る、耳を傾けて聞く。相槌を打つ。
    ・話の途中に割り込むときは、「ちょっと話してもいい?」「質問してもいい?」 「話は変わるけど」などの会話のルール言葉を。
    ・相手の意見を一度そのままの言葉で言って返す。
    それから違う意見があるこ とを話す。(頭ごなしに相手の意見を否定しないで)

言葉が出てこなければ、いくつか例示して「〇〇かな?それとも△△か な?」と選択を出してあげる。

3 才前後の子供の価値観は、自分が好きか嫌いかで決めることが多く、 4 才台は自分が優位に立てるかどうかで決める傾向があります。
道徳的な 価値観を基にした判断は 5 才を過ぎないと難しいかもしれません。
いずれにしても丁寧に話しかけてみましょう。


☆新型コロナ感染症の広がりを防ぐためのお願い

  • 濃厚接触が疑われる方、発熱、咳、鼻汁、呼吸器症状のある方は、 駐車場内にとどまり、車内でお待ちください。
    車内から携帯電話で 係の案内をお待ちください。
  • マスクの着用と消毒、一定の間隔をお願いいたします。
  • 休日当番 8/10(祝) 8/23(日)
ページトップにいくゾウ!