ぞうさんニュース

2019年5月号 子ども達を守るための法律ができました

子ども達を守るための法律ができました

昨年12月に「成育基本法」という法律が国会で、全会一致で可決されました。
私たちの言葉でいうと、妊婦さんが安心して子供を産んで育 てて大人になるまで国は全力で手助けをしますという意味です。
「医療・教育・福祉の提供はもちろん、子ども・保護者・妊産婦を貧困・ 孤立や虐待から守り、健康のために必要な施策をすべてやります」と国 は宣言したということです。
子どもが成育するまで切れ目なく続け、次 の世代にバトンタッチできるよう、6年ごとに基本方針を見直していくとも書かれています。

今話題になっている虐待死、保育園待機児童、高校の授業料、児童の医療費の無料化などこれから様々な面で子育ての援助が期待できます。

更に国は厚労省内に「成育医療等協議会」を設置し母子保健や児童福祉分野の連携の強化も約束しました。

子どものための特定の法律が出来上がったわけですから、今後、国、自治体、政治家たちが真剣に取り組んで実践してくれかどうかを、私た ち自身もしっかりとその動向を見つめていかなければなりません。
子どものために、一人ひとりが持っている思いや意見をよく考えて、力を合わせていきましょう。

5 月 5 日の子どもの日がお祭りだけに終わらないよう、子どもも大人も一緒に考え、行動したいものです。


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