ぞうさんニュース

2018年3月号 突然耳が聞こえなくなる?

突然 耳が聞こえにくくなる?! 突発性難聴

ある日突然片方の「耳が詰まったような感じ」、「聞こえがおかしい」という症 状から始まります。
通常40才台以降に発症します。
内耳の聞こえの神経、時に平衡感覚をつかさどる神経をも巻き込んで、耳鳴り、めまい、吐き気を伴うこともあります。
一度発症すると再発はありませんが、聞こえの機能は低下、あるいは多くは難聴が残ってしまいます。

片方の耳だけなら日常生活に支障はないと、長らく考えていました。
しかし昨 年友人知人が相次いで発症。その不便さを思い知りました。
音源方向が分かりにくくなった、会話の相手とのタイミングをつかむことが難しい(特に電話での会 話のやり取り)、
運転の時に怖い、オーケストラ演奏を聴いても聞こえる楽器に 偏りがあり音楽全体を楽しむことが出来なくなった、耳鳴やめまいが残るとストレスになる、補聴器の不便さなどの辛い話がありました。

原因は不明です。ウイルス感染やストレスなどが考えられています。
従って確 立された治療法はありません。
でもこれまで治癒ないしは軽度の聴力損失に抑え られた例は、できるだけ早期に診断しステロイド治療を受けた方々だそうです。

発症48時間以内の治療開始がベストですが、おかしいと思ったらすぐに耳鼻 科受診をお勧めします。

小児では、おたふくかぜ罹患時の難聴が有名です。乳幼児期では上記の自覚症 状を訴えることは至難の業です。
おたふくかぜにかかったら、罹患中から治癒後 1~2週間は意識して子どもの様子を観察してあげて下さい。
おたふく難聴は、 おたふくかぜにかかった子どもの約 4000 人に一人、運悪く両側とも聞こえなく なる子どもは 15000 人に一人と言われています。

更に困ったことには、症状のないおたふくかぜでも難聴が起こるそうです。
こうなればおたふくワクチンは、難聴を防ぐワクチンでもあるわけです。子ども達 にワクチン接種をお勧めします。


☆お知らせ

今年小学校に入学の方、MRワクチンは接種されましたか?公費で受けら れる期日は 3/31 までです。他のワクチンも接種忘れがないか母子手帳を 確認しましょう。

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