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2015年5月号 子どもを「伸ばす親」の共通点5
子どもを「伸ばす親」の共通点5 (鳥居りんこ 文)
- 夫婦で腹を割って「我が家の教育方針」を決める親
どういう大人になって、こういう人生を歩んでほしい、よって親はこういうサポートを惜しまないという、夫婦の一致した共同目標があるご家庭は子どもの将来が違ってくる。夫婦が腹を割って、お互い本音で「こういう子育てをしよう」と話し合うことが肝要である。(一人親家庭では親一人で考え決めることになる。ひとりよがりにならないよう、子育て協力者の話も参考に) - 小さな長所を発見し褒める親
子どもの長所、あるいは得意なことを瞬時に褒めて、的確にアドバイスする。そのことで子ども自身の「自信」に繋がるように「洗脳」していくのは親の務めである。「自己肯定感」を持って成長できた子どもは間違いなく幸せである。 - 「先送り」をしない親
子どもが世の中で「初めて出会うもの」との瞬間を見逃さないことが重要だ。初めて出会う鉛筆、初めて出会う提出物の期限、初めて出会うPC…..。ありとあらゆる我が子が出会う「初めまして」に心を配る。これが我が子の干支一巡目までにきちんとできているご家庭には問題が少ない。 - 「人の役に立つ」素晴らしさを教えられる親
人間はだれかのために何かをやれるということに幸せを感じる生き物である。それゆえ、我が子が幼いころより「この仕事は世の中にこう役立っている」という視点で解説してあげる家庭に育つと職業観が自然とついてくる。もちろん親自身が社会に貢献し、努力している一社会人(専業主婦ならば家庭に貢献している)であるという背中を見せ続けることはとても大事なことである。 - 打たれ強い子に育てられる親
先行き不透明な世の中で必要なのは「打たれ強さ」である。
親は子どもが幼い時から、失敗させることを恐れない。
失敗したことを「経験値が増えた」と言って、動じない最後の砦となれるならば、その子は「ここ一番!」のときには粘り強さを発揮できる人間になっている。
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- 日差しが強い季節になってきました。車の中は少しの時間で高温になり危険ですので子どもさんだけを車内に一人にしないよう気を付けて下さい。