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2015年4月号 「早く早く」と言わないで！
「早く、早く」と言わないで！
お母さん方が子どもへの言葉がけで多いランキング
１位：「早くしなさい」
２位：「ちゃんとしなさい」
３位：「しっかりしなさい」
４位：「どうして○○なの」
５位：「なんで○○なの」
等など耳が痛い言葉ばかりですね。
そもそも早くしてほしいのはお母さんの都合ですよね。早く出かけたい、早く片付けたい、早く寝かせたい、早く・・・ というふうに自分のリズムに子どもを合わせようとしているのではないでしょうか。
でも子どもはなぜ早くしなければならないのかを全くわかっていません。
ですから、子どもに早く何かをしてほしい場合には、どうして早くしなければならないのか理由をきちんと話してあげることが大切ですね。
例えば、「もうすぐ出かけるからあと 100 数える間に片づけようね」
「たくさん寝て大きくなってほしいから早く寝ようね」など。
また、待ってあげることも大切ですね。(ゆっくりペースのお子さんもいます)
絵本 「はやくはやくっていわないで」 益田ミリ作 より
「ひとつひとつじゅんばんがちがう」 「どうしてできないの？」って聞かないで、言わないで。
「どうして急ぐ？」 ひっぱらないで押さないで、
「ひとつひとつおおきさがちがう」 「はやくはやくっていわないで」
「ひとつひとう重さがちがう」 ちいさなふねはひとりで海をゆく。
「くらべられるとどきどきする」 言えない気持ちをいっぱい抱いて。
どきどきするとどうなるの？ そのときいってほしかった一言が聞こえてくる。
「どきどきすると、ひんやりする」。。。 「ゆっくり行くよ、ゆっくりおいで・・・」
心が冷たくなるんだね 「待っててくれる？」
「どきどきすると小さくなる、 まってるよ、みんないっしょ
まっくらで悲しい気持ち。 「いいよ、ゆっくりね、まってるから
「できることやできないこといろいろある」。 あなたのスピードでゆっくりおいで」
☆受付からのお知らせ
新年度になりました。ワクチンの接種忘れのないよう注意しましょう。
日本脳炎Ⅰ期（３才を過ぎたら）、日本脳炎Ⅱ期（９才～）
ＤＴ（小学６年生）、ＭＲⅡ期（小学校就学前児）など
