ぞうさんニュース

2014年1月号 新年のあいさつ

あけましておめでとうございます 2014

新年の御挨拶として 予防接種の近年の発展について御紹介させていただきます。

昨年度末に三重県津市において三重病院院長 庵原俊昭先生が会長として、第17回日本ワクチン学会が開催されました。
この学会は故神谷斉先生 が中心となって発足した臨床医、研究医、製薬者、行政の4分野の専門家が 集うワクチン研究を目標に掲げた会であります。
基本理念は、VPD(Vaccine Prevent Diseases)「ワクチンによって予防可能な病気」はすべての人にお いて安全に等しくワクチンを施し、人間の未来を守るということです。

この考えは、日本政府においてもワクチン行政を大いに進展させて、国の 制度に予防接種委員会の原型が作られ、ロタウイルス、人パピローマウイル ス、13 価肺炎球菌ワクチンなどが次々と認可されました。
又、ワクチンは 安全性も重視されるべきですが副作用についても素早くきめ細かく調査、検 討し現場に則した判断、対応がなされるようになりました。

当地域においても、ロタウイルス、水痘ワクチン、ムンプスワクチンの接 種費用援助が紀北町、尾鷲市でも全国に先がけて実施されるようになりまし た。

しかしながら完璧なワクチンはまだこの世には存在しませんので、多くの 問題が残っています。
今後も皆様とともに、より良いワクチンを目指してまいりたいと思っています。

今年も皆様の御多幸と御健康を願ってスタッフ一同頑張りますので宜しくお願い申し上げます。


☆お知らせ

  • 1 月より、ワクチンの時間がいつも通り、1時 30 分からとなります。(インフルエンザワクチンも)ご了承ください。
  • インフルエンザの疑いのある方は、隔離させていただきますので、来院時 すぐに受付に申し出てください。
  • 上着等の忘れ物が増えています。お帰りの際はご注意ください。
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