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2011年6月号 高めたいコントロール力
高めたいコントロール力
気持ちのコントロール力を高めるには、子どもの努力だけではうまくいき ません。まわりの大人の態度も影響します。
子どもが失敗をすると、母親や園の先生が笑います。子ども同士の間でも 失敗を笑い合う姿がよく見られます。
一般的に「人の失敗を笑ってはいけな い」と教わります。
でも、子どもが何か失敗したらすぐに母親や先生からきまじめに注意され ているとどうでしょう。
失敗するとすぐに注意される子と、笑って失敗を許される子とどちらが意欲を持ち続けられるでしょうか。
おそらく後者の子どもでしょう。
もちろん、何事も笑ってごまかそうとする子には注意が必要で すし、あざけり笑うことは許されません。
子どもは、失敗を笑われることで自分を許せ、気持ちに余裕が生まれます。
気持ちの余裕が感情のコントロール力を獲得させます。コントロール力がつくことで、失敗した課題にめげずに再挑戦できます。
人は「笑いあい」の中でほっとできます。
よってたかってワイワイと子育てする中では、自然と笑いが生まれます。
たくさん叱られながらもうまく育 つと、他人の失敗を許せる大人になります。
そういう大人がよく笑うのも特徴のようです。
(社)発達協会 言語聴覚士 湯汲英史先生の 発達教育 2011.6 月号に掲載より
とても良いお話なのでまとめてみました。
☆受付からのお知らせ
- 水いぼ(伝染性軟属腫)は見つけたら早めに取ってあげましょう。
処置の約1時間前に痛み止めをしみこませたテープを貼っていただきます。
詳しくは受付けにご相談下さい。 - 雨の多い季節になります。カサの忘れ物に注意して下さい。