ぞうさんニュース

2007年10月号 『たいせつなこどもの目』

こどもの目は生まれてからどのくらい見えているか知っていますか?

生まれてから1ヶ月くらいで物の形、2ヶ月くらいで色がわかるようになり、4ヶ月くらいで動くものを目で追うようにな り、5~6 才で大人と同じくらいの視力になります。

こどもの視力

名前 0.02
2才 0.5
3才 0.8
5才 1.0

 

眼の大切な機能の中に両眼視機能があります。

これは両方の目で見たものを脳で一つにまとめる働きで、右目と左目に写っているものが脳で統合されて一つの像となり距離感や立体感をつくっていきます。

これは生まれたときから大人と同じ機能を持っているのではなく、脳の発育とともに発達していき、5~6才で完成されます。
こどものうちに「両目で見る力」を育てておかないと大人になってからでは育てるのが大変難しくなります。
この機能がうまく育たないと、遠視、乱視、斜視といった問題が出てきます。

「見る力の成長」=目の成長と脳の成長が大切になります。
例えば、お天気のいい日には外に出て青空を見たり、車や電車が走るのを見たり、きれいな花や小さなアリを指さして見せたり、
さまざまな環境に連れて行ったり見せてあげたりすることが、外界からの適度な刺激となり見ることの発達を促します。

こどもの目の異常の早期発見ポイント

  • 目を細める
  • 横目で見る
  • ひんぱんに目をこする
  • テレビなど近づいて見る
  • 正面から見て黒目がずれているなど少しでも早く発見してあげましょう。

お知らせ

  • 国民健康保険の方へ:保険証がカードに変更になりました(一人一枚のカードになります)。来院時ご提示下さい。
  • インフルエンザワクチン予約 10月15日より開始します! 10 月29日から接種実施します。ご希望の方は受付まで。
年令 接種回数 金額(1回)
6ヶ月~13才 2回 2000円
14才~64才 1~2回 2000円
65才以上 1回 1500円
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