その他
2006年11月号 タバコが子どもに与える影響
「受動喫煙(じゅどうきつえん)」ということばを知っていますか?
これは、自分はタバコを吸わないのに、自分の意思とは関係なくタバコの煙を 吸わされることをいいます。
・吸っている本人が吸っている煙⇒主流煙(しゅりゅうえん)
・タバコの火から立ち上がる煙⇒副流煙(ふくりゅうえん)
といいます。
タバコの煙には、約200種類以上の有害物質が 含まれていてその物質は、
主流煙よりも副流煙の方が高い濃度で含まれているのです。
受動喫煙による身体への影響はどうでしょうか。
- 1;眼のかゆみ、痛み、涙、鼻づまり、くしゃみ等
- 2;気管への刺激による咳、気管支喘息の発作
- 3;肺がん、心臓疾患、脳卒中、慢性気管支炎
- 4;低体重児や早産の危険
など、たくさんの影響が出ています。
特に小さな子どもへのリスクでは、 周りにタバコを吸っている人がいると、赤ちゃんの尿からニコチンが検出 されることがあります。
ニコチン(血液の流れをじゃまし、病気になりやすくなる)は喫煙する母親の母乳中にも含まれます。
また家族が喫煙する場合、子どもは肺炎、気管支炎などの呼吸器疾患になりやすく、また身体発 育にも影響があるといわれています。
子どもに受動喫煙をさせないよう、分煙(喫煙と禁煙のスペースを分け ること)に気をつけてあげて下さい。
(車中での喫煙なんて×ですよ!)
インフルエンザワクチン予約受付中!!
混雑、ミスを防ぐために、接種時間を設定しました。ご協力をお願いします。
月・火・水・金曜日 午後2:00~3:00 午後5:00~6:00
土曜日 午後1:30~3:00
* 医師の都合により変更になる場合があります。
☆11月に入り寒くなってきます。上着等忘れ物のないよう、お帰りの際はお気をつけて下さい。