ぞうさんニュース

2006年6月号 アデノウイルス感染症が全国的に増加中!

アデノウイルス感染症ってなあに?

アデノウイルスには、1番から41番までの型があります。

症状

  1. 咽頭炎、扁桃炎、肺炎等の ・・・ 呼吸器疾患。
  2. 咽頭結膜熱、流行性角結膜炎等の・・・ 眼疾患。
  3. 乳幼児下痢症等の ・・・ 消化器疾患。
  4. 出血性膀胱炎等の ・・・ 泌尿器疾患があります。

アデノウイルスによる扁桃炎、咽頭炎(1、2、3、5、7番が多い)

  1. 主に乳幼児~学童、生徒などの間に多いカゼのひとつです。
  2. のどの違和感、発赤、痛みの他に扁桃に白っぽい膿のようなものがついたりします。
  3. 39°C前後~40°Cの高熱が続きますが、ふつうは5日前後で治ります。

咽頭結膜熱(3、4、7番が多い)

高熱を伴う咽頭炎と結膜炎(眼の充血と目やに)をほぼ同時に起こします。
学校伝染病に指定されています。解熱後2日間はお休みが必要です。

治療

抗ウイルス剤はありません。ほかのカゼと同様、安静と水分補給が大切です。
アデノウイルスがのどや眼にいるかどうかは、ウイルスタンパク抗原検査を行う事で簡単に判定できます。
※ うがい、手洗いの励行、感染した人がいる家庭ではタオルを別にするなど 予防をしましょう。

6月4日はむし歯予防デー

食後、夜寝る前 歯みがきしていますか? きれいな丈夫な歯でよくかんで健康な体を作りましょう!
「よくかむことの大切さミニ知識」

    • だ液(つば)の量が増える。(よくかむとだ液がたくさん出ます。だ液は口の中を洗い流す効果があり、むし歯予防にもなります。)
    • おいしく食べられる。
    • 脳の働きを活発にする。
    • 言葉の発音がきれいになる、表情が豊かになる。(口の周りの筋肉を使うことで、言葉の発音がきれいになったり、顔の表情が豊かになります。)
    • 肥満予防よくかむことにより、満腹感が得られ、食べすぎを防ぎます

☆お知らせ

梅雨の時期になり、カサの 忘れ物も多くなります。お帰りの際はお気をつけ下さい

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