ぞうさんニュース

2006年5月号 日本小児科学会報告

子どもの肥満は、軽度から内臓に悪影響!?
―鹿児島市の小中学生のデータからショッキングな報告―

成人肥満は、その程度が、軽、中、高度となるのに比例して内臓脂肪の量や、インスリン抵抗性が増し、動脈硬化性疾患や、糖尿病発生の割合が増えます。
ところが、小児肥満では軽度の段階から急に増悪するというデータが出ました。

 小児の軽度肥満と成人の中等度肥満が同レベルにあります。
これは、男児では内臓脂肪量で、女児では、インスリン抵抗性ではっきりしていました。
子どもの場合、肥満が軽度でも安心していられないとのことです。

※インスリン抵抗性とは、脂肪細胞の表面にインスリンの受け皿がある(インスリンは高くなった血糖値を下げるホルモン)。
脂肪がたまりすぎて、脂肪細胞がぱんぱんにはれあがると、
この受け皿がインスリンとくっつ きにくくなり血糖値が上昇したままになる。


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    それまでに蚊にたくさん刺されると思われる方は早めに接種して下さい。
    ※ワクチンでわからないことなどありましたら、ご相談下さい。
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