ぞうさんニュース

感染症の流行時期に季節性が無くなりました

 予防接種が充実する以前は、3月~5月の木の芽時になるとはしか(麻疹)・3日はしか(風疹)・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の流行期でした。
予防接種がないので、典型的な病状経過と重症の合併症が数多くみられていました。
予防接種無しで罹患すると様々な合併症(肺炎・中耳炎・眼感染・脳炎等のほか遅発性脳炎が有名ですが全身の症状があります。)があり、看病している大人は見るに見かねて、入院させてほしいと訴えられることが殆どでした。
グローバリゼーションの今やはしかは海外からの持ち込みが中心です。
現在は予防接種の恩恵を受けて、重症や重篤な合併症も非常に少なくなっています。従ってはしかにかかった人も「思ったよりも軽く済んで、こんなものか」と感じている方も多いのでは?と危惧します。
はしかは感染力と病原性が強いウイルス性疾患で、
同じ室内にいるだけで伝染すると言われています。
感染すると発症する率も高く、免疫がない年齢や免疫が
低下している人は要注意です。治療薬もなく予防接種は
唯一の防御手段です。
一人が発症してその集団全体への流行を抑えるためには、予防接種率が95%以上を要します。近年1才過ぎのⅠ期接種率でさえ全国平均が92%と落ち込み、5才過ぎのⅡ期に至っては80%台の自治体もあります。2回受けてあっても、10才を越えると免疫能は低下してきます。
定期接種以外に予防接種が推奨される方々は:園・学校・医療職・妊娠予定者・免疫不全状態・乳幼児の家族などがあげられます。
ちなみに当紀北町の最新の接種率はⅠ期・Ⅱ期とも100%です。
皆様に感謝します。

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