ぞうさんニュース

育児ストレスが少ない県(ネットニュースから)

一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが全国の男女 14 万人(男女 各 7 万人、20~69 才)を対象にネット調査を行い
「ココロの体力測定 2019」として発表しています。
三重県は少ない県上位にあり、女性が 11 位、男性が 19 位にランクされていました。
小児科医としてこの結果 を誇りに思っています。 特に興味深く思えたのは上位のグループでは集団の特徴として

1. 家族との対話が多い。
2. 運動のとり方と睡眠が健康的である。
3. 他人に感謝の言葉を伝える人が多い。

下位のグループの集団では

1. 慢性的な疲労が続いている。
2. 睡眠時間が短い。
3. 不規則な食生活が多い。
4. 身だしなみに無頓着である。
5. 喫煙やアルコールの習慣が多い。
6. 人とのつながりや自分の健康状態に関する満足度が低い。

などが調査結果にあげられていました。
やはり子育ては社会全体の力を借りて皆でするのが楽しいという事なのでしょうか。
利用できるものは家族 でも、他人でも、市町でも、町ゆくお年寄りでもどんどん使って育児をシ ェアすれば育児疲労も減り、子どもといるのが楽しくなるはずです。

ちなみに南の方の男権の強い地域では女性だけが育児ストレスを感じ 男性は育児に関与しないと思われる県もありました。
三重県の親はとても賢明な人が多いようです。