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2017年10月号 思春期早発症について
思春期早発症について
これまで学校健診では、各年齢での身体計測の結果で子どもたちの発 育の良しあしを判断してきました。
最近の文部科学省は、身長や体重の変化を経時的にとらえることへ視点を移してきています。
これにより、甲状腺機能亢進症・脳腫瘍・卵巣のう腫・神経性食欲不振症・成長ホル モン分泌不全症・思春期早発症など、
様々な慢性疾患の早期発見につな げようとしています。
思春期早発症とは?
思春期の始まりにはかなりの個人差があります。
それ以上に早く二次性徴がおとずれると「思春期早発症」といいます。
骨の年齢も早熟するため、結果的に低身長になってしまいます。
思春期が早すぎると特に女子の場合はそれは顕著となります。
年齢の目安は
- 男の子…
睾丸・陰茎の明らかな発育:9歳未満
陰毛が生える:8歳未満腋毛、
ひげの発生、声変わり:11歳未満 - 女の子…
乳房発育:7歳未満
陰毛・腋毛の発生:8歳未満
初潮の初来:9歳未満 これに加えて急激な身長の伸びを伴った場合に、思春期早発症を疑います。
学校からの健診結果報告に驚いて一人で悩むのではなく、まずは小児科医に相談して下さい。
☆季節性インフルエンザワクチン 10/20(金)予約スタート!
接種開始:10/30(月)~
接種時間:月・火・水 午後2:00~2:30 5:00~5:30土 午後1:30~2:30 ―
※ その他のワクチンは、月・水の1:30~2:00 までとなります。