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2012年1月号 新しいワクチン
あけましておめでとうございます
昨年は、東日本大震災と原発の問題、歴史的な円高、貿易開放の圧力など社会的な激変がありました。 小児医療では、ワクチン後進国といわれている日本でも、新しいワクチンの導入が進みました。
予防医療に大きな変革をもたらしています。
- 小児髄膜炎菌(Hib):他に中耳炎もよく起こす。
- 小児肺炎球菌:肺炎、髄膜炎。中耳炎もよく起こす。
- ヒトパピローマウイルス:子宮頸がんを発症する。
- ロタウイルス:胃腸かぜで脱水の他、脳症も起こす。
ただ、予防接種スケジュールに混乱と問題が生じてきています。
従来の BCG、DPT、ポリオワクチンも望ましい時期に受けるためには、複数のワク チンの同時接種、混合接種をしない限りうまく受け終わることができません。
接種間隔など法律上の問題に対して、厚労省、自治体は未だ対応なく、医師と家族に丸投げした状態です。
今年からは、生ワクチン、不活化ワクチンを問わず、接種間隔、順序については
各地の社会状況、家族事情、本人の健康状態に見合う賢いやり方を選択すべきと考えます。しっかりと相談を受けさせていただきます。
☆お知らせ
- インフルエンザが流行してきました。疑いのある方は 隔離させていただきますので、来院時すぐに受付けに申し出てください。
- 1 月より、ワクチンの時間がいつも通り、1時30分からとなります。
- 母子手帳を確認して、接種忘れのないようにしましょう。
またわからないことがありましたら、いつでもご相談下さい。 - 忘れ物が増えてきています。お帰りの際は上着など気をつけてください。