その他
2010年8月号 発達シリーズ9 トイレトレーニング
発達シリーズ9 身辺自立第3弾 「トイレトレーニング」
おしっこトレーニング開始条件
- 安定した歩行ができる。(おまるにつかまって、片足を挙げてまたいでも転ばない程度のバランスが必要)
- 話せなくても、大人の言うことを理解できて、仕草で表現できる。
(「これをパパにわたしてきて」など指示を理解し行動できる。「ありがとうは?」と言われて、頭を下げるなど) - 昼間のおしっこ間隔が、2~3時間空くようになる。
◆条件が揃ったら、おしっこがたまった頃を見計らって、お誘いをかけましょう。
寒い冬でも、暖かい部屋におまるをおいてできますので、始める季節を問いません。
子どもがおまるに座ったら、「しーっしーっ」と声をかけてください。
2分前後試してみて、出なければ「また今度」とおしまいにして下さい。
長く座っていると、おまるをおもちゃにしてしまいます。
もしタイミングよくおしっこが出たら、出ているところを見るように言ってあげましょう。
「しーしーでたよ!」としーしーという言葉を耳から聞き、目で確かめ、膀胱が縮んでいく感覚と併せる経験を重ねることから、スタートです。
◆うんちはしたいなと思ってから、
- 出るまでに時間がかかる。
- 出すのにきばるという努力を要する。
- 出ると、パンツが重くなり、そのまま座 ると違和感がある。
- においがするので、すぐに周りの人に気付かれる
- パンツを替えるときに、少しでも動こうものなら、お母さんは大騒ぎをするなど、「これがうんちかあ!」と子どもが意識しやすい要素が多く、その分、こどももわかりやすいようです。
◆しつけとは、教えることで叱ることではありません。
こんな感じが、おしっこやうんちだとわかるように教えてあげてください。
◆暑い日が続いています。熱中症 にならないようこまめな水分補給を。
特に小さいお子さんには注意 してあげて下さい。